暑い季節は草が伸びるのも早く、生きものもたくさん見つかります。 小さなお子さんが草をかき分け探していたのは、青い尻尾のトカゲでした。 青い尻尾はまだ大人になっていないニホントカゲに見られる特徴で、 大人になると尻尾も茶色くなり、光沢感のあるボディーはぷっくりとしていきます。
わんわん広場にいたこのニホントカゲも、 コオロギや蜘蛛などの豊富なエサを食べて丸々としていました。
よく「カナヘビ」と間違えられて覚えられていますが、 カナヘビの顔はもう少し恐竜らしさがあり、 尻尾も後ろ足からスッと長く伸びて見えます。 図鑑では、カナヘビの尻尾は全体長の2/3ほど。 ニホントカゲは全体の半分程度と記載されています。 どちらも東京都の希少種。 もし捕まえても、観察したあとでもといた場所に逃してあげてください。
日: 2022年8月28日

8月も終わる頃、目白通り沿いの緑地の中にオレンジ色のショウキズイセンが咲きました。
ショウキズイセンは彼岸花の仲間。
グループとしてはリコリスという名でも球根が売られています。
リコリスは地上部に葉がない時に花茎を伸ばし花を咲かせます。
去年も8月の終わる頃に花を咲かせていたショウキズイセン。
目白台運動公園では、これからニュッと伸ばした花茎の先に、オレンジ色のショウキズイセン、白いシロバナマンジュシャゲ、真っ赤なヒガンバナと咲いていきます。
踏圧には弱いので、緑地帯には入らないようご覧ください。