【コキア】
朝露に濡れたコキアが、色づきはじめていました。
細くまだ柔らかい茎に、
いくつもの水滴が輝き、
朝のウォーキングに来ていたご夫婦も足をとめて写真を撮っていました。
少し前には柔らかな黄緑色だったコキアは、晩秋まで赤く色づきます。
別名「ホウキギ」「ほうき草」などと呼ばれ、
刈り取って乾燥してから草ぼうきの材料にもするそうです。 手触りの柔らかいコキアですが、花びらは無く、紅葉する頃には種ができています。 ちょうど水滴がついていた赤く小さな膨らみが、コキアの種のありかです。
夏のやわらかなグリーンも、秋の彩りも、どちらも愉しめる植物です。