フジのタネ

フジのタネ

目白台運動公園の東側の通路を見上げると、

ぶらぶらとぶら下がる豆の莢(さや)があります。

少し黄葉した藤の葉の間で、少し不思議な存在です。

マメ科のフジは、5月に咲かせた花のあとでゆっくりと莢を大きくしていました。

乾燥した日、莢がパチンと小さな音を立てて弾けます。

ねじれた莢を見ると、たまに10円玉のようなタネを見つけることができます。

白い毛に覆われた手触りの良い莢を気に入り、遊びに来た幼児さんが大切そうに持って帰っていました。

 

 

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