ケヤキの実
芝生の上に舞うケヤキには、じつは二つのタイプの落ち葉があります。
一つは、小さな数枚の葉が細い枝に付いているもの。
もう一つのタイプは、よく見る一枚の葉っぱの状態です。
パークセンター前の芝生広場に、大きなケヤキの木が生えています。
今の季節、枝々の間でぎゅっと詰まったように見える葉は、この小さな葉っぱのタイプです。
風が強い日には、この小さな葉っぱがよく見つかります。
地面にあった葉っぱの付け根を見てみると、数mmの茶色の実が付いていました。
この小さな葉っぱは、じつはタネを運ぶ羽根の役割をしています。
冬の強い風が吹く日は、目白台運動公園でも多くのケヤキのタネが飛び立っていきます。