ウラギンシジミ
2月10日に降った雪で、目白台運動公園の芝生も白く染まっていました。
銀世界とまではいきませんでしたが、長靴でやってきた男の子も雪遊びに熱中していました。
数日前には、東の藤棚の近くにウラギンシジミがいました。
越冬する大型のシジミチョウで、よく見るヤマトシジミの倍以上も大きな羽をもちます。
スダジイやシラカシなどの常緑樹の葉裏で越冬するため、冬場に地上で見ることはあまりありません。
強い風に吹かれた小枝が折れて、地上にいたのかもしれません。
このウラギンシジミ、銀色の羽を開くと、夕焼けのような茜色の羽が見えます。
表ではなく裏側を名前につけたウラギンシジミ。
白銀の世界を楽しめる子どもたちのように、自然の見え方の一側面を教えてくれる生き物です。