啓蟄の頃
暦の上では啓蟄(けいちつ)が近づいています。
啓蟄は「冬籠りの虫が這い出る頃」とされ、今年は3月6日です。
目白台運動公園でも、陽当たりの良い場所ではカマキリの卵嚢からたくさんの子カマキリが這い出ていました。
一つの卵嚢(卵鞘とも言うそうです)から、多いものでは200ほどの子どもたちが出てくるそうです。
蝶などを捕えるハンターとして知られるオオカマキリも、小さなうちは天敵も多く成虫になれる個体はほんの僅か。
春の陽射しが暖かく感じられる頃、この公園でも多くの生きものが見られるようになってきます。