夏の夜の羽化

夏の夜の羽化

久しぶりの雨が降り、少しだけ気温が下がった夜。 街灯の下のビョウヤナギには、羽化するセミの姿がありました。

ようやく地上に出て、殻を破り、夜が明ける前に小さく折りたたまれていた羽を展きます。

 まだ白く見えるボディー。羽化が終わるまでには2、3時間かかるそうです。

 近くの枝には、もうだいぶ羽が伸びた成虫もいました。

羽がしっかりと展くにつれ、成虫の色が現れていきます。

 

セミの抜け殻は、その場所で羽化がおこなわれた証。しかし、
無事に羽化できるセミは、40パーセントもいないそうです。

夏の暑さが続き、目白台運動公園でもヒマワリが咲いています。

 

運が良ければ、中心に折りたたまれた花びらがゆっくりとひらくところを見ることができます。

セミの羽化は夕方6時以降。ヒマワリは午前中が見頃です。

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