アオギリと百日紅の実
少し強く風が吹いた日、西のテニスコートにはアオギリの実が舞い落ちていました。
アオギリの実は小舟のようなものに丸い緑色のタネが3つほどくっついています。
風にのるとゆらゆらと舞い、ただ丸い実があるよりも少しだけ遠くに飛んでいきますが、
写真のものはもういくつかの実がはずれていました。
東のコートを見ると、鮮やかな濃いピンクの花が見つかりました。サルスベリの花です。
蕾から伸びた花びらは、長い柄の先にフリルのある扇のようです。
この蕾に見える部分にタネが実ると、サルスベリの木の下では芽生えた幼樹が見つかります。
どちらの木も街路樹として使われ、樹皮の特徴から名付けられています。
緑色の樹皮をアオと呼ぶアオギリ、
剥がれやすくツルツルとした樹皮のサルスベリ。
樹皮だけでなく、実も特徴的な樹木です。